MLB個人成績を歴代の最多奪三振で紹介:打者を牛耳った投手たち

MLB

投手は、打者を打ち取るために様々な投球技術を駆使します。

その中でも、奪三振は投手の優れた制球力や球速、心理的な力量が試される重要な要素のひとつです。

彼らは、数多くの打者を打ち取り、現在でも尊敬され続けています。

奪三振とは

奪三振とは、投手が打者を三振に仕留めた記録のことを言います。

  • 3ストライク目を打者が空振りしたときは、空振り三振と言います。
  • 3ストライク目を打者が打とうとせず見逃したときは、見逃し三振と言います。
  • 2ストライク後のスリーバント失敗も三振となります。

打席の途中で投手が交代し、結果が三振となった場合は救援投手に奪三振が記録されます。

そのため、投球数が1球でも奪三振1が記録されることがあります。

振り逃げの場合で、打者走者が一塁に生き残ったときでも奪三振は記録されます。

そのため、理論上は奪三振は1イニングにいくつでも取ることができます。

MLB個人成績:歴代最多奪三振王

最多奪三振を達成した彼らは、多くのファンから敬意と賞賛を受けています。

主な歴代の最多奪三振王

以下では、MLBの歴代の主な最多奪三振投手を紹介します。

ノーラン・ライアン

MLB史上最多の通算5,714奪三振を記録した投手で、伝説的な奪三振王と言われています。

27年間プレーし、通算324勝、防御率3.19を記録し、なんと11回の奪三振王に輝きました。

サイ・ヤング賞を受賞したことはありませんが、殿堂入りを果たしています。

ランディ・ジョンソン

MLB史上2番目に多い通算4,875奪三振を記録しています。

素晴らしい投球速度と制球力は、高く評価されています。

22年間プレーし、通算303勝を記録し、5回のサイ・ヤング賞に輝きました。

9回の奪三振王に輝いています。

スティーブ・カールトン

MLB史上3番目に多い通算4,136奪三振を記録した投手です。

左投手として、最高の選手の1人として知られています。

24年間プレーし、通算329勝を記録し、当時史上初めて4度のサイ・ヤング賞に輝いています。

奪三振王を5度達成しています。

歴代最多奪三振王:アメリカン・リーグ

歴代のア・リーグ最多奪三振王を紹介します。

選手(所属チーム)奪三振
2022ゲリット・コール
(ニューヨーク・ヤンキース)
257
2021ロビー・レイ
(トロント・ブルージェイズ)
248
2020シェーン・ビーバー
クリーブランド・インディアンス
122
2019ゲリット・コール
ヒューストン・アストロズ
326
2018ジャスティン・バーランダー
ヒューストン・アストロズ
290
2017クリス・セール
ボストン・レッドソックス
308
2016ジャスティン・バーランダー
デトロイト・タイガース
254
2015クリス・セール
シカゴ・ホワイトソックス
274
2014デビッド・プライス
タンパベイ・レイズ/デトロイト・タイガース
271
2013ダルビッシュ 有
(テキサス・レンジャーズ)
277
2012ジャスティン・バーランダー
デトロイト・タイガース
239
2011ジャスティン・バーランダー
(デトロイト・タイガース)
250
2010ジェレッド・ウィーバー
ロサンゼルス・エンゼルス
233
2009ジャスティン・バーランダー
デトロイト・タイガース
269
2008A. J. バーネット
トロント・ブルージェイズ
231
2007スコット・カズミアー
タンパベイ・デビルレイズ
239
2006ヨハン・サンタナ
ミネソタ・ツインズ
245
2005ヨハン・サンタナ
ミネソタ・ツインズ
238
2004ヨハン・サンタナ
ミネソタ・ツインズ
265
2003エステバン・ローアイザ
シカゴ・ホワイトソックス
207
2002ペドロ・マルチネス
ボストン・レッドソックス
239
2001野茂 英雄
ボストン・レッドソックス
220
2000ペドロ・マルチネス
ボストン・レッドソックス
284
1999ペドロ・マルチネス
(ボストン・レッドソックス)
313
1998ロジャー・クレメンス
(トロント・ブルージェイズ)
271
1997ロジャー・クレメンス
トロント・ブルージェイズ
292
1996ロジャー・クレメンス
トロント・ブルージェイズ
257
1995ランディ・ジョンソン
シアトル・マリナーズ
294
1994ランディ・ジョンソン
シアトル・マリナーズ
204
1993ランディ・ジョンソン
シアトル・マリナーズ
308
1992ランディ・ジョンソン
シアトル・マリナーズ
241
1991ロジャー・クレメンス
ボストン・レッドソックス
241
1990ノーラン・ライアン
テキサス・レンジャーズ
232
1989ノーラン・ライアン
テキサス・レンジャーズ
301
1988ロジャー・クレメンス
ボストン・レッドソックス
291
1987マーク・ラングストン
シアトル・マリナーズ
262
1986マーク・ラングストン
シアトル・マリナーズ
245
1985バート・ブライレブン
クリーブランド・インディアンス/ミネソタ・ツインズ
206
1984マーク・ラングストン
シアトル・マリナーズ
204
1983ジャック・モリス
(デトロイト・タイガース)
232
1982フロイド・バニスター
シアトル・マリナーズ
209
1981レン・バーカー
クリーブランド・インディアンス
127
1980レン・バーカー
クリーブランド・インディアンス
187
1979ノーラン・ライアン
カリフォルニア・エンゼルス
223
1978ノーラン・ライアン
カリフォルニア・エンゼルス
260
1977ノーラン・ライアン
(カリフォルニア・エンゼルス)
341
1976ノーラン・ライアン
カリフォルニア・エンゼルス
327
1975フランク・タナナ
カリフォルニア・エンゼルス
269
1974ノーラン・ライアン
カリフォルニア・エンゼルス
367
1973ノーラン・ライアン
(カリフォルニア・エンゼルス)
383
1972ノーラン・ライアン
カリフォルニア・エンゼルス
329
1971ミッキー・ロリッチ
デトロイト・タイガース
308
1970サム・マクダウェル
クリーブランド・インディアンス
304
1969サム・マクダウェル
クリーブランド・インディアンス
279
1968サム・マクダウェル
(クリーブランド・インディアンス)
283
1967ジム・ロンボーグ
ボストン・レッドソックス
246
1966サム・マクダウェル
クリーブランド・インディアンス
225
1965サム・マクダウェル
クリーブランド・インディアンス
325
1964アル・ダウニング
(ニューヨーク・ヤンキース)
217
1963カミーロ・パスカル
ミネソタ・ツインズ
202
1962カミーロ・パスカル
ミネソタ・ツインズ
206
1961カミーロ・パスカル
ミネソタ・ツインズ
221
1960ジム・バニング
デトロイト・タイガース
201
1959ジム・バニング
デトロイト・タイガース
201
1958アーリー・ウィン
シカゴ・ホワイトソックス
179
1957アーリー・ウィン
(クリーブランド・インディアンス)
184
1956ハーブ・スコア
クリーブランド・インディアンス
176
1955ハーブ・スコア
クリーブランド・インディアンス
245
1954ボブ・ターリー
ボルチモア・オリオールズ
185
1953ビリー・ピアース
シカゴ・ホワイトソックス
186
1952アリー・レイノルズ
(ニューヨーク・ヤンキース)
160
1951ビック・ラシー
ニューヨーク・ヤンキース
164
1950ボブ・レモン
クリーブランド・インディアンス
170
1949バージル・トラックス
(デトロイト・タイガース)
153
1948ボブ・フェラー
クリーブランド・インディアンス
164
1947ボブ・フェラー
(クリーブランド・インディアンス)
196
1946ボブ・フェラー
クリーブランド・インディアンス
348
1945ハル・ニューハウザー
デトロイト・タイガース
212
1944ハル・ニューハウザー
(デトロイト・タイガース)
187
1943アリー・レイノルズ
クリーブランド・インディアンス
151
1942テックス・ヒューソン
(ボストン・レッドソックス)
ボボ・ニューソム
(ワシントン・セネターズ)
113
1941ボブ・フェラー
クリーブランド・インディアンス
260
1940ボブ・フェラー
クリーブランド・インディアンス
261
1939ボブ・フェラー
クリーブランド・インディアンス
246
1938ボブ・フェラー
クリーブランド・インディアンス
240
1937レフティ・ゴーメッツ
ニューヨーク・ヤンキース
194
1936トミー・ブリッジス
(デトロイト・タイガース)
175
1935トミー・ブリッジス
デトロイト・タイガース
163
1934レフティ・ゴーメッツ
ニューヨーク・ヤンキース
158
1933レフティ・ゴーメッツ
ニューヨーク・ヤンキース
163
1932レッド・ラフィング
ニューヨーク・ヤンキース
190
1931レフティ・グローブ
フィラデルフィア・アスレチックス
175
1930レフティ・グローブ
(フィラデルフィア・アスレチックス)
209
1929レフティ・グローブ
フィラデルフィア・アスレチックス
170
1928レフティ・グローブ
フィラデルフィア・アスレチックス
183
1927レフティ・グローブ
(フィラデルフィア・アスレチックス)
174
1926レフティ・グローブ
フィラデルフィア・アスレチックス
194
1925レフティ・グローブ
(フィラデルフィア・アスレチックス)
116
1924ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
158
1923ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
130
1922アーバン・ショッカー
(セントルイス・ブラウンズ)
149
1921ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
143
1920スタン・コベレスキー
(クリーブランド・インディアンス)
133
1919ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
147
1918ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
162
1917ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
188
1916ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
228
1915グローバー・アレキサンダー
フィラデルフィア・フィリーズ
241
1914ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
225
1913ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
243
1912ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
303
1911エド・ウォルシュ
シカゴ・ホワイトソックス
255
1910ウォルター・ジョンソン
ワシントン・セネターズ
313
1909フランク・スミス
(シカゴ・ホワイトソックス)
177
1908エド・ウォルシュ
(シカゴ・ホワイトソックス)
269
1907ルーブ・ワッデル
(フィラデルフィア・アスレチックス)
226
1906ルーブ・ワッデル
フィラデルフィア・アスレチックス
203
1905ルーブ・ワッデル
(フィラデルフィア・アスレチックス)
286
1904ルーブ・ワッデル
フィラデルフィア・アスレチックス
349
1903ルーブ・ワッデル
フィラデルフィア・アスレチックス
301
1902ルーブ・ワッデル
フィラデルフィア・アスレチックス
210
1901サイ・ヤング
(ボストン・アメリカンズ)
159

歴代最多奪三振王:ナショナル・リーグ

歴代のナ・リーグ最多奪三振王を紹介します。

選手(所属チーム)奪三振
2022コービン・バーンズ
ミルウォーキー・ブリュワーズ
243
2021ザック・ウィーラー
(フィラデルフィア・フィリーズ)
247
2020ジェイコブ・デグロム
ニューヨーク・メッツ
104
2019ジェイコブ・デグロム
(ニューヨーク・メッツ)
255
2018マックス・シャーザー
ワシントン・ナショナルズ
300
2017マックス・シャーザー
ワシントン・ナショナルズ
268
2016マックス・シャーザー
ワシントン・ナショナルズ
284
2015クレイトン・カーショー
ロサンゼルス・ドジャース
301
2014ジョニー・クエト
シンシナティ・レッズ
スティーブン・ストラスバーグ
ワシントン・ナショナルズ
242
2013クレイトン・カーショー
ロサンゼルス・ドジャース
232
2012R.A. ディッキー
(ニューヨーク・メッツ)
230
2011クレイトン・カーショー
(ロサンゼルス・ドジャース)
248
2010ティム・リンスカム
サンフランシスコ・ジャイアンツ
231
2009ティム・リンスカム
サンフランシスコ・ジャイアンツ
261
2008ティム・リンスカム
サンフランシスコ・ジャイアンツ
265
2007ジェイク・ピービー
サンディエゴ・パドレス
240
2006アーロン・ハラング
(シンシナティ・レッズ)
216
2005ジェイク・ピービー
サンディエゴ・パドレス
216
2004ランディ・ジョンソン
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
290
2003ケリー・ウッド
シカゴ・カブス
266
2002ランディ・ジョンソン
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
334
2001ランディ・ジョンソン
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
372
2000ランディ・ジョンソン
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
347
1999ランディ・ジョンソン
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
364
1998カート・シリング
フィラデルフィア・フィリーズ
300
1997カート・シリング
(フィラデルフィア・フィリーズ)
319
1996ジョン・スモルツ
アトランタ・ブレーブス
276
1995野茂 英雄
(ロサンゼルス・ドジャース)
236
1994アンディ・ベネス
サンディエゴ・パドレス
189
1993ホセ・リホ
シンシナティ・レッズ
227
1992ジョン・スモルツ
アトランタ・ブレーブス
215
1991デビット・コーン
(ニューヨーク・メッツ)
241
1990デビット・コーン
ニューヨーク・メッツ
233
1989ホセ・デレオン
セントルイス・カージナルス
201
1988ノーラン・ライアン
ヒューストン・アストロズ
228
1987ノーラン・ライアン
ヒューストン・アストロズ
270
1986マイク・スコット
ヒューストン・アストロズ
306
1985ドワイト・グッデン
(ニューヨーク・メッツ)
268
1984ドワイト・グッデン
(ニューヨーク・メッツ)
276
1983スティーブ・カールトン
フィラデルフィア・フィリーズ
275
1982スティーブ・カールトン
フィラデルフィア・フィリーズ
286
1981フェルナンド・バレンズエラ
(ロサンゼルス・ドジャース)
180
1980スティーブ・カールトン
フィラデルフィア・フィリーズ
286
1979J. R. リチャード
ヒューストン・アストロズ
313
1978J. R. リチャード
ヒューストン・アストロズ
303
1977フィル・ニークロ
アトランタ・ブレーブス 
262
1976トム・シーバー
ニューヨーク・メッツ
235
1975トム・シーバー
ニューヨーク・メッツ
243
1974スティーブ・カールトン
(フィラデルフィア・フィリーズ)
240
1973トム・シーバー
(ニューヨーク・メッツ)
251
1972スティーブ・カールトン
(フィラデルフィア・フィリーズ)
310
1971トム・シーバー
ニューヨーク・メッツ
289
1970トム・シーバー
ニューヨーク・メッツ
283
1969ファーガソン・ジェンキンズ
シカゴ・カブス
273
1968ボブ・ギブソン
セントルイス・カージナルス
268
1967ジム・バニング
(フィラデルフィア・フィリーズ)
253
1966サンディ・コーファックス
ロサンゼルス・ドジャース
317
1965サンディ・コーファックス
(ロサンゼルス・ドジャース)
382
1964ボブ・ビール
ピッツバーグ・パイレーツ
250
1963サンディ・コーファックス
(ロサンゼルス・ドジャース)
306
1962ドン・ドライスデール
ロサンゼルス・ドジャース
232
1961サンディ・コーファックス
ロサンゼルス・ドジャース
269
1960ドン・ドライスデール
ロサンゼルス・ドジャース
246
1959ドン・ドライスデール
(ロサンゼルス・ドジャース)
242
1958サム・ジョーンズ
セントルイス・カージナルス
225
1957ジャック・サンフォード
フィラデルフィア・フィリーズ
188
1956サム・ジョーンズ
シカゴ・カブス
176
1955サム・ジョーンズ
(シカゴ・カブス)
198
1954ロビン・ロバーツ
フィラデルフィア・フィリーズ
185
1953ロビン・ロバーツ
フィラデルフィア・フィリーズ
198
1952ウォーレン・スパーン
(ボストン・ブレーブス)
183
1951ウォーレン・スパーン
ボストン・ブレーブス
ドン・ニューカム
(ブルックリン・ドジャース)
164
1950ウォーレン・スパーン
ボストン・ブレーブス
191
1949メル・パーネル
ボストン・レッドソックス
151
1948ハリー・ブレキン
(セントルイス・カージナルス)
149
1947イーウェル・ブラックウェル
シンシナティ・レッズ
174
1946ジョニー・シュミッツ
シカゴ・カブス
135
1945プリーチャー・ロー
ピッツバーグ・パイレーツ
148
1944ビル・ボイゼル
ニューヨーク・ジャイアンツ
161
1943ジョニー・バンダー・ミーア
(シンシナティ・レッズ)
174
1942ジョニー・バンダー・ミーア
シンシナティ・レッズ
186
1941ジョニー・バンダー・ミーア
シンシナティ・レッズ
202
1940カービー・ハイブ
フィラデルフィア・フィリーズ
137
1939クロード・パッソー
フィラデルフィア・フィリーズ/シカゴ・カブス
バッキー・ウォルターズ
シンシナティ・レッズ
137
1938クレイ・ブライアント
(シカゴ・カブス)
135
1937カール・ハッベル
(ニューヨーク・ジャイアンツ)
159
1936バン・リングル・マンゴ
(ブルックリン・ドジャース)
238
1935ディジー・ディーン
セントルイス・カージナルス
182
1934ディジー・ディーン
セントルイス・カージナルス
195
1933ディジー・ディーン
セントルイス・カージナルス
199
1932ディジー・ディーン
セントルイス・カージナルス
191
1931ビル・ハラハン
(セントルイス・カージナルス)
159
1930ビル・ハラハン
(セントルイス・カージナルス)
177
1929パット・マローン
(シカゴ・カブス)
166
1928ダジー・バンス
(ブルックリン・ロビンス)
200
1927ダジー・バンス
ブルックリン・ロビンス
184
1926ダジー・バンス
ブルックリン・ロビンス
140
1925ダジー・バンス
ブルックリン・ロビンス
221
1924ダジー・バンス
ブルックリン・ロビンス
262
1923ダジー・バンス
ブルックリン・ロビンス
197
1922ダジー・バンス
ブルックリン・ロビンス
134
1921バーリー・グライムス
ブルックリン・ロビンス
136
1920グローバー・アレキサンダー
シカゴ・カブス
173
1919ヒッポ・ボーン
(シカゴ・カブス)
141
1918ヒッポ・ボーン
シカゴ・カブス
148
1917グローバー・アレキサンダー
フィラデルフィア・フィリーズ
200
1916グローバー・アレキサンダー
フィラデルフィア・フィリーズ
167
1915グローバー・アレキサンダー
フィラデルフィア・フィリーズ
241
1914グローバー・アレキサンダー
フィラデルフィア・フィリーズ
214
1913トム・シートン
フィラデルフィア・フィリーズ
168
1912グローバー・アレキサンダー
フィラデルフィア・フィリーズ
195
1911ルーブ・マーカード
ニューヨーク・ジャイアンツ
237
1910アール・ムーア
フィラデルフィア・フィリーズ
185
1909オーバル・オーバロール
(シカゴ・カブス)
205
1908クリスティ・マシューソン
ニューヨーク・ジャイアンツ
259
1907クリスティ・マシューソン
ニューヨーク・ジャイアンツ
178
1906フレッド・ビーブ
シカゴ・カブス/セントルイス・カージナルス)
171
1905クリスティ・マシューソン
ニューヨーク・ジャイアンツ
206
1904クリスティ・マシューソン
ニューヨーク・ジャイアンツ
212
1903クリスティ・マシューソン
ニューヨーク・ジャイアンツ
267
1902ビック・ウィリス
(ボストン・ビーンイーターズ)
226
1901ヌードルス・ハーン
シンシナティ・レッズ
233

最多奪三振の中には、最多勝投手を記録した投手も多数います。

こちらの記事では、MLBの歴代最多勝投手を紹介しています。

MLB個人成績:奪三振率

奪三振率とは、投手が9イニング完投したと仮定したときの平均奪三振数です。

求め方は、以下の計算式になります。

奪三振率 = 奪三振数 × 9 ÷ 投球イニング

MLB通算奪三振率

MLBでの通算奪三振率TOP10を紹介します。

順位選手奪三振率
1マックス・シャーザー10.71
2ランディ・ジョンソン10.61
3ペドロ・マルティネス10.04
4クレイトン・カーショウ9.79
5ノーラン・ライアン9.55
6サンディー・コーファックス9.28
7ジャスティン・バーランダー9.10
8サム・マクダウェル8.86
9ヨハン・サンタナ8.83
10デビッド・プライス8.72

MLBシーズン奪三振率

MLBのシーズン奪三振率TOP10を紹介します。

順位選手奪三振率達成年
1シェーン・ビーバー
(クリーブランド・インディアンス)
14.202020年
2ゲリット・コール
(ヒューストン・アストロズ)
13.822019年
3ジェイコブ・デグロム
(ニューヨーク・メッツ)
10.042020年
4ランディ・ジョンソン
(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)
13.412001年
5ペドロ・マルティネス
(ボストン・レッドソックス)
13.201999年
6クリス・セール
(ボストン・レッドソックス)
12.932017年
7マックス・シャーザー
(ワシントン・ナショナルズ)
12.692019年
8コービン・バーンズ
(ミルウォーキー・ブルワーズ)
12.612021年
9ケリー・ウッド
(シカゴ・カブス)
12.581998年
10ランディ・ジョンソン
(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)
12.562000年

NPB個人成績:歴代最多奪三振王

ここでは、日本のプロ野球の歴代最多奪三振王を紹介します。

歴代最多奪三振王:セントラル・リーグ

セ・リーグ歴代奪三振王を紹介します。

選手(所属チーム)奪三振
2022戸郷 翔征(巨人154
2021柳 裕也(中日)168
2020大野 雄大(中日148
2019山口 俊(巨人188
2018菅野 智之(巨人200
2017マイコラス(巨人187
2016菅野 智之(巨人189
2015藤浪 晋太郎(阪神221
2014メッセンジャー(阪神226
2013メッセンジャー(阪神183
2012杉内 俊哉(巨人
能見 篤史(阪神)
230
2011前田 健太(広島192
2010前田 健太(広島174
2009ルイス(広島186
2008ルイス(広島183
2007内海 哲也(巨人180
2006川上 憲伸(中日)
井川 慶(阪神)
194
2005門倉 健(横浜
三浦 大輔(横浜)
177
2004井川 慶(阪神)228
2003上原 浩治(巨人194
2002井川 慶(阪神)206
2001野口 茂樹(中日)187
2000石井 一久(ヤクルト)210
1999上原 浩治(巨人179
1998石井 一久(ヤクルト)241
1997山本 昌(中日159
1996斎藤 隆(横浜206
1995斎藤 雅樹(巨人187
1994桑田 真澄(巨人185
1993今中 慎二(中日247
1992仲田 幸司(阪神194
1991川口 和久(広島230
1990木田 優夫(巨人182
1989川口 和久(広島192
1988槙原 寛己(巨人187
1987川口 和久(広島184
1986遠藤 一彦(大洋185
1985小松 辰雄(中日)172
1984遠藤 一彦(大洋208
1983遠藤 一彦(大洋186
1982江川 卓(巨人196
1981江川 卓(巨人221
1980江川 卓(巨人219
1979新浦 寿夫(巨人223
1978斉藤 明雄(大洋162
1977池谷 公二郎(広島176
1976池谷 公二郎(広島207
1975外木場 義郎(広島193
1974金城 基泰(広島207
1973高橋 一三(巨人238
1972江夏 豊(阪神233
1971江夏 豊(阪神267
1970江夏 豊(阪神340
1969江夏 豊(阪神262
1968江夏 豊(阪神401
1967江夏 豊(阪神225
1966村山 実(阪神207
1965村山 実(阪神205
1964金田 正一(国鉄)231
1963金田 正一(国鉄)287
1962小山 正明(阪神270
1961権藤 博(中日)310
1960金田 正一(国鉄)284
1959金田 正一(国鉄)313
1958金田 正一(国鉄)311
1957秋山 登(大洋312
1956金田 正一(国鉄)316
1955金田 正一(国鉄)350
1954杉下 茂(中日)273
1953金田 正一(国鉄)229
1952金田 正一(国鉄)269
1951金田 正一(国鉄)233
1950杉下 茂(中日)233

歴代最多奪三振王:パシフィック・リーグ

パ・リーグの歴代最多奪三振王を紹介します。

選手(所属チーム)奪三振
2022山本 由伸(オリックス205
2021山本 由伸(オリックス206
2020千賀 滉大(ソフトバンク149
2019千賀 滉大(ソフトバンク227
2018則本 昂大(楽天187
2017則本 昂大(楽天222
2016則本 昂大(楽天216
2015則本 昂大(楽天215
2014則本 昂大(楽天204
2013金子 千尋(オリックス200
2012田中 将大(楽天169
2011ダルビッシュ有(日本ハム276
2010ダルビッシュ有(日本ハム222
2009杉内 俊哉(ソフトバンク204
2008杉内 俊哉(ソフトバンク213
2007ダルビッシュ有(日本ハム210
2006斉藤 和巳(ソフトバンク)205
2005松坂 大輔(西武)226
2004新垣 渚(ダイエー)177
2003松坂 大輔(西武)215
2002パウエル(近鉄)182
2001松坂 大輔(西武)214
2000松坂 大輔(西武)144
1999工藤 公康(ダイエー196
1998西口 文也(西武)148
1997西口 文也(西武)192
1996工藤 公康(ダイエー178
1995伊良部 秀輝(千葉ロッテ239
1994伊良部 秀輝(千葉ロッテ239
1993野茂 英雄(近鉄)276
1992野茂 英雄(近鉄)228
1991野茂 英雄(近鉄)287
1990野茂 英雄(近鉄)287
1989阿波野 秀幸(近鉄)183
1988小川 博(ロッテ)204
1987阿波野 秀幸(近鉄)201
1986渡辺 久信(西武)178
1985佐藤 義則(阪急)188
1984佐藤 義則(阪急)136
1983山沖 之彦(阪急)143
1982松沼 博久(西武)152
1981村田 兆治(ロッテ154
1980木田 勇(日本ハム225
1979村田 兆治(ロッテ230
1978鈴木 啓示(近鉄178
1977村田 兆治(ロッテ180
1976村田 兆治(ロッテ202
1975東尾 修(太平洋154
1974鈴木 啓示(近鉄141
1973成田 文男(ロッテ178
1972鈴木 啓示(近鉄180
1971鈴木 啓示(近鉄269
1970鈴木 啓示(近鉄247
1969鈴木 啓示(近鉄286
1968鈴木 啓示(近鉄305
1967鈴木 啓示(近鉄222
1966田中 勉(西鉄)217
1965尾崎 行雄(東映259
1964尾崎 行雄(東映197
1963稲尾 和久(西鉄)226
1962米田 哲也(阪急231
1961稲尾 和久(西鉄)353
1960杉浦 忠(南海)317
1959杉浦 忠(南海)336
1958稲尾 和久(西鉄)334
1957梶本 隆夫(阪急301
1956梶本 隆夫(阪急327
1955河村 久文(西鉄)225
1954宅和 本司(南海)275
1953米川 泰夫(東急)180
1952柚木 進(南海)104
1951阿部 八郎(阪急)150
1950米川 泰夫(東急)207

歴代最多奪三振王:1リーグ時代

1リーグ時代の歴代最多奪三振王を紹介します。

年度選手(チーム)勝利
1949武末 悉昌(南海)183
1948中尾 碩志(巨人)187
1947別所 昭(南海)191
1946真田 重蔵(パシフィック)200
1945中止
1944藤本 英雄(巨人)113
1943藤本 英雄(巨人)253
1942野口 二郎(大洋)264
1941中尾 輝三(巨人)179
1940亀田 忠(黒鷲)297
1939スタルヒン(巨人)282
1938秋スタルヒン(巨人)146
1938春亀田 忠(イーグルス)137
1937秋沢村 栄治(巨人)129
1937春沢村 栄治(巨人)196
1936秋内藤 幸三(名古屋)139

野球の三振を意味する「K」

スコアブックを発明したとされる人物であるヘンリー・チャドウィックがいます。

1860年代初め、彼がスコアリングシステムの仕事をしていたとき、三振に「K」を初めて使ったと言われています。

主審が三振を宣告するときの「Struck out!」で、「K」という音がいちばん耳に残ると考えたためと言われています。

また、「S」を使用すると、「Steal」や「Sacrifice」などと紛らわしくなるため、視覚的・音声的に目立つ「K」を採用したとも言われています。

その他にも、いろいろ説があります。

  • 打者にとってはKnock outの「K」だという説
  • 「K」 は三画なので、Strike three を表すのに都合が良い
  • 打者を「Killed」したという意味の説

まとめ

この記事では、MLBとNPBの歴代最多奪三振王を紹介しました。

奪三振とは、投手が打者を三振に仕留めた記録のことです。

まさに、投手と打者の対戦で、奪三振とは投手の完全勝利を示しています。

特に奪三振の多い投手は「ドクターK」と呼ばれます。

最多奪三振王は、名前を聞いたことがあるチームのエース級投手ばかりですね。

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