MLBのMVPは、その年の最も優れた選手として選ばれる名誉ある賞です。
歴代の受賞者の中で特に印象的な実績を持つ選手は誰なのでしょうか?
この賞の背後にはどのような選出基準があるのでしょうか?
- MVPの意味とその歴史
- MVP歴代受賞者
- MVP受賞回数ランキング
- 満票でのMVP受賞者
- MVPの選出基準
この記事では、以上を詳しく解説していきます。
MVPの歴史と意義 – MVPとは何か?
MVPの歴史は、野球ファンにとってはまさに宝物です。
MVPの意義を知ることで、野球というスポーツの魅力がより一層深まります。
歴代の受賞者たちの偉大な足跡をたどることで、野球の素晴らしさを再発見できるでしょう。
MVPとは、Most Valuable Playerの略です。
毎年、そのシーズンで最も優れた実績を上げた選手に授与される名誉ある賞です。
このMVPの称号がどのような背景で生まれ、どのような歴史を持っているのでしょうか。
1910年、アメリカの自動車メーカー「チャルマーズ自動車」が両リーグの首位打者に自動車を贈りました。
これが現在のMVPの前身となります。
MVPの起源は1931年に遡り、その後MLBの公式な賞として認知され、年々その権威を増していきました。
選出基準は、その選手がどれだけチームの勝利に貢献したか、個人の成績はもちろん、リーダーシップやチームメイトへの影響など、多岐にわたる要素が考慮されます。
MVPの選出は、BBWAA(Baseball Writers’ Association of America)のメンバーによる投票で行われます。
MLBは、BBWAA選出のものを唯一の公式な“MVP”としています。
この投票は、レギュラーシーズン終了後に実施され、各記者は1位から10位までの選手を選び、その順位に応じてポイントが付与されます。
最も多くのポイントを獲得した選手が、その年のMVPとして選出されるのです。
MVPは、その年のMLBで最も注目される賞の一つとして、多くのファンや関係者から注目されています。
歴代の受賞者には、ベースボール界のレジェンドたちの名前が並びます。
彼らの功績や活躍は、MVPの歴史の中で輝き続けています。
このように、MLBのMVPは長い歴史とともに、その価値と権威を築き上げてきました。
MLBのMVPは、野球界で最も名誉ある賞の一つです。
この賞がどのようにして生まれ、どのように進化してきたのかを知ることで、野球の歴史にさらに深く触れることができます。
歴代MVP受賞者の輝かしい実績
この賞を受賞することは、その選手が圧倒的な存在感を放っていたことを示しています。
- 高い打撃成績:多くのMVP受賞者は、打率、本塁打、打点などの主要な打撃成績でリーグトップクラスの数字を記録しています。
- 優れた守備・走塁能力:打撃だけでなく、守備や走塁でもその能力を発揮している選手が多いです。
- チームの成績への貢献:プレイオフ進出やリーグ優勝など、チームの成功に大きく貢献しています。
以下は、歴代のMVP受賞者の一覧です。
この一覧を見ることで、どの選手がどの年にMVPとしてその実績を認められたのかが一目瞭然となります。
歴代のMVP受賞者たちは、その年の野球界で最も輝いた星です。
彼らの活躍は、今後の選手たちにとって大きな目標となります。
このリストを通じて、野球の歴史に名を刻んだ選手たちの偉業を振り返りましょう。
アメリカン・リーグ
アメリカン・リーグのMVP歴代受賞者の一覧です。
年度 | 選手(チーム) | 成績 | ポジション |
---|---|---|---|
2023 | 大谷 翔平 (ロサンゼルス・エンゼルス) | 10勝5敗 防3.14 .304 44本 95点 20盗塁 | 二刀流 |
2022 | アーロン・ジャッジ (ニューヨーク・ヤンキース) | .311 62本 131打点 16盗塁 | 外野手 |
2021 | 大谷 翔平 (ロサンゼルス・エンゼルス) | 9勝2敗 防3.18 .257 46本 100打点 26盗塁 | 二刀流 |
2020 | ホセ・アブレイユ (シカゴ・ホワイトソックス) | .317 19本 60打点 | 内野手 |
2019 | マイク・トラウト (ロサンゼルス・エンゼルス) | .291 45本 104打点 11盗塁 | 外野手 |
2018 | ムーキー・ベッツ (オークランド・アスレチックス) | .346 32本 80打点 30盗塁 | 外野手 |
2017 | ホセ・アルトゥーベ (ヒューストン・アストロズ) | .346 24本 81打点 32盗塁 | 二塁手 |
2016 | マイク・トラウト (ロサンゼルス・エンゼルス) | .315 29本 100打点 30盗塁 | 外野手 |
2015 | ジョシュ・ドナルドソン (トロント・ブルージェイズ) | .297 41本 123打点 6盗塁 | 三塁手 |
2014 | マイク・トラウト (ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム) | .287 36本 111打点 16盗塁 | 外野手 |
2013 | ミゲル・カブレラ (デトロイト・タイガース) | .348 44本 137打点 3盗塁 | 三塁手 |
2012 | ミゲル・カブレラ (デトロイト・タイガース) | .330 44本 139打点 4盗塁 | 三塁手 |
2011 | ジャスティン・バーランダー (デトロイト・タイガース) | 24勝5敗 防御率2.40 | 投手 |
2010 | ジョシュ・ハミルトン (テキサス・レンジャーズ) | .359 32本 100打点 8盗塁 | 外野手 |
2009 | ジョー・マウアー (ミネソタ・ツインズ) | .365 28本 96打点 4盗塁 | 捕手 |
2008 | ダスティン・ペドロイア (ボストン・レッドソックス) | .326 17本 83打点 20盗塁 | 二塁手 |
2007 | アレックス・ロドリゲス (ニューヨーク・ヤンキース) | .314 54本 156打点 24盗塁 | 三塁手 |
2006 | ジャスティン・モルノー (ミネソタ・ツインズ) | .321 34本 130打点 3盗塁 | 一塁手 |
2005 | アレックス・ロドリゲス (ニューヨーク・ヤンキース) | .321 48本 130打点 21盗塁 | 三塁手 |
2004 | ブラジミール・ゲレーロ (アナハイム・エンゼルス) | .337 39本 126打点 15盗塁 | 外野手 |
2003 | アレックス・ロドリゲス (テキサス・レンジャーズ) | .298 47本 118打点 17盗塁 | 遊撃手 |
2002 | ミゲル・テハダ (オークランド・アスレチックス) | .308 34本 131打点 7盗塁 | 遊撃手 |
2001 | イチロー (シアトル・マリナーズ) | .350 8本 69打点 56盗塁 | 外野手 |
2000 | ジェイソン・ジアンビ (オークランド・アスレチックス) | .333 43本 137打点 2盗塁 | 一塁手 |
1999 | イバン・ロドリゲス (テキサス・レンジャーズ) | .332 35本 113打点 25盗塁 | 捕手 |
1998 | ホアン・ゴンザレス (テキサス・レンジャーズ) | .318 45本 157打点 2盗塁 | 外野手 |
1997 | ケン・グリフィー Jr. (シアトル・マリナーズ) | .304 56本 147打点 15盗塁 | 外野手 |
1996 | ホアン・ゴンザレス (テキサス・レンジャーズ) | .314 47本 144打点 2盗塁 | 外野手 |
1995 | モー・ボーン (ボストン・レッドソックス) | .300 39本 126打点 11盗塁 | 一塁手 |
1994 | フランク・トーマス (シカゴ・ホワイトソックス) | .353 38本 101打点 2盗塁 | 一塁手 |
1993 | フランク・トーマス (シカゴ・ホワイトソックス) | .317 41本 128打点 4盗塁 | 一塁手 |
1992 | デニス・エカーズリー (オークランド・アスレチックス) | 7勝1敗51S 防御率1.91 | 投手 |
1991 | カル・リプケン Jr. (ボルチモア・オリオールズ) | .323 34本 114打点 6盗塁 | 遊撃手 |
1990 | リッキー・ヘンダーソン (オークランド・アスレチックス) | .325 28本 61打点 65盗塁 | 外野手 |
1989 | ロビン・ヨーント (ミルウォーキー・ブルワーズ) | .318 21本 103打点 19盗塁 | 外野手 |
1988 | ホセ・カンセコ (オークランド・アスレチックス) | .307 42本 124打点 40盗塁 | 外野手 |
1987 | ジョージ・ベル (トロント・ブルージェイズ) | .308 47本 134打点 5盗塁 | 外野手 |
1986 | ロジャー・クレメンス (ボストン・レッドソックス) | 24勝4敗 防御率2.48 | 投手 |
1985 | ドン・マッティングリー (ニューヨーク・ヤンキース) | .324 35本 145打点 2盗塁 | 一塁手 |
1984 | ウィリー・ヘルナンデス (デトロイト・タイガース) | 9勝3敗32S 防御率1.92 | 投手 |
1983 | カル・リプケン Jr. (ボルチモア・オリオールズ) | .318 27本 102打点 | 遊撃手 |
1982 | ロビン・ヨーント (ミルウォーキー・ブルワーズ) | .331 29本 114打点 14盗塁 | 遊撃手 |
1981 | ローリー・フィンガーズ (ミルウォーキー・ブルワーズ) | 6勝3敗28S 防御率1.04 | 投手 |
1980 | ジョージ・ブレット (カンザスシティ・ロイヤルズ) | .390 24本 118打点 15盗塁 | 三塁手 |
1979 | ドン・ベイラー (カリフォルニア・エンゼルス) | .296 36本 139打点 22盗塁 | 指名打者 |
1978 | ジム・ライス (ボストン・レッドソックス) | .315 46本 139打点 7盗塁 | 外野手 |
1977 | ロッド・カルー (ミネソタ・ツインズ) | .388 14本 100打点 23盗塁 | 一塁手 |
1976 | サーマン・マンソン (ニューヨーク・ヤンキース) | .302 17本 105打点 14盗塁 | 捕手 |
1975 | フレッド・リン (ボストン・レッドソックス) | .331 21本 105打点 10盗塁 | 外野手 |
1974 | ジェフ・バロウズ (テキサス・レンジャーズ) | .301 25本 118打点 2盗塁 | 外野手 |
1973 | レジー・ジャクソン (オークランド・アスレチックス) | .293 32本 117打点 22盗塁 | 外野手 |
1972 | ディック・アレン (シカゴ・ホワイトソックス) | .308 37本 113打点 19盗塁 | 一塁手 |
1971 | バイダ・ブルー (オークランド・アスレチックス) | 24勝8敗 防御率1.82 | 投手 |
1970 | ブーグ・パウエル (ボルチモア・オリオールズ) | .297 35本114打点 1盗塁 | 一塁手 |
1969 | ハーモン・キルブリュー (ミネソタ・ツインズ) | .276 49本 140打点 8盗塁 | 三塁手 |
1968 | デニー・マクレイン (デトロイト・タイガース) | 31勝6敗 防御率1.96 | 投手 |
1967 | カール・ヤストレムスキー (ボストン・レッドソックス) | .326 44本 121打点 10盗塁 | 外野手 |
1966 | フランク・ロビンソン (ボルチモア・オリオールズ) | .316 49本 122打点 8盗塁 | 外野手 |
1965 | ソイロ・バーサイエス (ミネソタ・ツインズ) | .273 19本 77打点 27盗塁 | 遊撃手 |
1964 | ブルックス・ロビンソン (ボルチモア・オリオールズ) | .317 28本 118打点 1盗塁 | 三塁手 |
1963 | エルストン・ハワード (ニューヨーク・ヤンキース) | .287 28本 85打点 | 捕手 |
1962 | ミッキー・マントル (ニューヨーク・ヤンキース) | .321 30本 89打点 9盗塁 | 外野手 |
1961 | ロジャー・マリス (ニューヨーク・ヤンキース) | .269 61本 141打点 | 外野手 |
1960 | ロジャー・マリス (ニューヨーク・ヤンキース) | .283 39本 112打点 2盗塁 | 外野手 |
1959 | ネリー・フォックス (シカゴ・ホワイトソックス) | .306 2本 70打点 5盗塁 | 二塁手 |
1958 | ジャッキー・ジャンセン (ボストン・レッドソックス) | .286 35本 122打点 9盗塁 | 外野手 |
1957 | ミッキー・マントル (ニューヨーク・ヤンキース) | .365 34本 94打点 16盗塁 | 外野手 |
1956 | ミッキー・マントル (ニューヨーク・ヤンキース) | .353 52本 130打点 10盗塁 | 外野手 |
1955 | ヨギ・ベラ (ニューヨーク・ヤンキース) | .272 27本 108打点 1盗塁 | 捕手 |
1954 | ヨギ・ベラ (ニューヨーク・ヤンキース) | .307 22本 105打点 | 捕手 |
1953 | アル・ローゼン (クリーブランド・インディアンス) | .336 43本 145打点 8盗塁 | 三塁手 |
1952 | ボビー・シャンツ (フィラデルフィア・アスレチックス) | 24勝7敗 防御率2.48 | 投手 |
1951 | ヨギ・ベラ (ニューヨーク・ヤンキース) | .294 27本 88打点 5盗塁 | 捕手 |
1950 | フィル・リズトー (ニューヨーク・ヤンキース) | .324 7本 66打点 12盗塁 | 遊撃手 |
1949 | テッド・ウィリアムズ (ボストン・レッドソックス) | .343 43本 159打点 1盗塁 | 外野手 |
1948 | ルー・ブードロー (クリーブランド・インディアンス) | .355 18本 106打点 3盗塁 | 遊撃手 |
1947 | ジョー・ディマジオ (ニューヨーク・ヤンキース) | .315 20本 97打点 3盗塁 | 外野手 |
1946 | テッド・ウィリアムズ (ボストン・レッドソックス) | .342 38本 123打点 | 外野手 |
1945 | ハル・ニューハウザー (デトロイト・タイガース) | 25勝9敗2S 防御率1.81 | 投手 |
1944 | ハル・ニューハウザー (デトロイト・タイガース) | 29勝9敗2S 防御率2.22 | 投手 |
1943 | スパッド・チャンドラー (ニューヨーク・ヤンキース) | 20勝4敗 防御率1.64 | 投手 |
1942 | ジョー・ゴードン (ニューヨーク・ヤンキース) | .322 18本 103打点 12盗塁 | 二塁手 |
1941 | ジョー・ディマジオ (ニューヨーク・ヤンキース) | .357 30本 125打点 4盗塁 | 外野手 |
1940 | ハンク・グリーンバーグ (デトロイト・タイガース) | .340 41本 150打点 6盗塁 | 外野手 |
1939 | ジョー・ディマジオ (ニューヨーク・ヤンキース) | .381 30本 126打点 3盗塁 | 外野手 |
1938 | ジミー・フォックス (ボストン・レッドソックス) | .349 50本 175打点 5盗塁 | 一塁手 |
1937 | チャーリー・ゲーリンジャー (デトロイト・タイガース) | .371 14本 96打点 11盗塁 | 二塁手 |
1936 | ルー・ゲーリッグ (ニューヨーク・ヤンキース) | .354 49本 152打点 3盗塁 | 一塁手 |
1935 | ハンク・グリーンバーグ (デトロイト・タイガース) | .328 36本 168打点 4盗塁 | 一塁手 |
1934 | ミッキー・カクレン (デトロイト・タイガース) | .320 2本 75打点 8盗塁 | 捕手 |
1933 | ジミー・フォック (フィラデルフィア・アスレチックス) | .356 48本 163打点 2盗塁 | 一塁手 |
1932 | ジミー・フォック (フィラデルフィア・アスレチックス) | .364 58本 169打点 3盗塁 | 一塁手 |
1931 | レフティ・グローブ (フィラデルフィア・アスレチックス) | 31勝4敗5S 防御率2.06 | 投手 |
ナショナル・リーグ
ナショナル・リーグのMVP歴代受賞者の一覧です。
年度 | 選手(チーム) | 成績 | ポジション |
---|---|---|---|
2023 | ロナルド・アクーニャ・Jr. (アトランタ・ブレーブス) | .337 41本 106点 73盗塁 | 外野手 |
2022 | ポール・ゴールドシュミット (セントルイス・カージナルス) | .317 35本 115打点 7盗塁 | 一塁手 |
2021 | ブライス・ハーパー (フィラデルフィア・フィリーズ) | .309 35本 84打点 13盗塁 | 外野手 |
2020 | フレディ・フリーマン (アトランタ・ブレーブス) | .341 13本 53打点 2盗塁 | 内野手 |
2019 | コディ・ベリンジャー (ロサンゼルス・ドジャース) | .305 47本 115打点 15盗塁 | 外野手 |
2018 | クリスチャン・イエリッチ (ミルウォーキー・ブルワーズ) | .326 36本 110打点 22盗塁 | 外野手 |
2017 | ジャンカルロ・スタントン (マイアミ・マーリンズ) | .281 59本 132打点 2盗塁 | 外野手 |
2016 | クリス・ブライアント (シカゴ・カブス) | .292 39本 102打点 8盗塁 | 三塁手 |
2015 | ブライス・ハーパー (ワシントン・ナショナルズ) | .330 42本 99打点 6盗塁 | 外野手 |
2014 | クレイトン・カーショー (ロサンゼルス・ドジャース) | 21勝3敗 防御率1.77 | 投手 |
2013 | アンドリュー・マカッチェン (ピッツバーグ・パイレーツ) | .317 21本 84打点 27盗塁 | 外野手 |
2012 | バスター・ポージー (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .336 24本 103打点 1盗塁 | 捕手 |
2011 | ライアン・ブラウン (ミルウォーキー・ブルワーズ) | .332 33本 111打点 33盗塁 | 外野手 |
2010 | ジョーイ・ボット (シンシナティ・レッズ) | .324 37本 113打点 16盗塁 | 一塁手 |
2009 | アルバート・プホルス (セントルイス・カージナルス) | .327 47本 135打点 16盗塁 | 一塁手 |
2008 | アルバート・プホルス (セントルイス・カージナルス) | .357 37本 116打点 7盗塁 | 二塁手 |
2007 | ジミー・ロリンズ (フィラデルフィア・フィリーズ) | .296 30本 94打点 41盗塁 | 遊撃手 |
2006 | ライアン・ハワード (フィラデルフィア・フィリーズ) | .313 58本 149打点 | 一塁手 |
2005 | アルバート・プホルス (セントルイス・カージナルス) | .330 41本 117打点 16盗塁 | 一塁手 |
2004 | バリー・ボンズ (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .362 45本 101打点 6盗塁 | 外野手 |
2003 | バリー・ボンズ (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .341 45本 90打点 7盗塁 | 外野手 |
2002 | バリー・ボンズ (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .370 46本 110打点 9盗塁 | 外野手 |
2001 | バリー・ボンズ (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .328 73本 137打点 13盗塁 | 外野手 |
2000 | ジェフ・ケント (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .334 33本 125打点 12盗塁 | 二塁手 |
1999 | チッパー・ジョーンズ (アトランタ・ブレーブス) | .319 45本 110打点 25盗塁 | 三塁手 |
1998 | サミー・ソーサ (シカゴ・カブス) | .308 66本 158打点 18盗塁 | 外野手 |
1997 | ラリー・ウォーカー (コロラド・ロッキーズ) | .366 49本 130打点 33盗塁 | 外野手 |
1996 | ケン・カミニティ (サンディエゴ・パドレス) | .326 40本 130打点 11盗塁 | 三塁手 |
1995 | バリー・ラーキン (シンシナティ・レッズ) | .319 15本 66打点 51盗塁 | 遊撃手 |
1994 | ジェフ・バグウェル (ヒューストン・アストロズ) | .368 39本 116打点 15盗塁 | 一塁手 |
1993 | バリー・ボンズ (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .336 46本 123打点 29盗塁 | 外野手 |
1992 | バリー・ボンズ (ピッツバーグ・パイレーツ) | .311 34本 103打点 39盗塁 | 外野手 |
1991 | テリー・ペンドルトン (アトランタ・ブレーブス) | .319 22本 86打点 10盗塁 | 三塁手 |
1990 | バリー・ボンズ (ピッツバーグ・パイレーツ) | .301 33本 114打点 52盗塁 | 外野手 |
1989 | ケビン・ミッチェル (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .291 47本 125打点 3盗塁 | 外野手 |
1988 | カーク・ギブソン (ロサンゼルス・ドジャース) | .290 25本 76打点 31盗塁 | 外野手 |
1987 | アンドレ・ドーソン (シカゴ・カブス) | .287 49本 137打点 11盗塁 | 外野手 |
1986 | マイク・シュミット (フィラデルフィア・フィリーズ) | .290 37本 104打点 1盗塁 | 三塁手 |
1985 | ウィリー・マギー (セントルイス・カージナルス) | .353 10本 82打点 56盗塁 | 外野手 |
1984 | ライン・サンドバーグ (シカゴ・カブス) | .314 19本 84打点 32盗塁 | 二塁手 |
1983 | デール・マーフィー (アトランタ・ブレーブス) | .302 36本 121打点 30盗塁 | 外野手 |
1982 | デール・マーフィー (アトランタ・ブレーブス) | .281 36本 109打点 23盗塁 | 外野手 |
1981 | マイク・シュミット (フィラデルフィア・フィリーズ) | .316 31本 91打点 12盗塁 | 三塁手 |
1980 | マイク・シュミット (フィラデルフィア・フィリーズ) | .286 48本 121打点 12盗塁 | 三塁手 |
1979 | キース・ヘルナンデス (セントルイス・カージナルス) | .281 32本 82打点 | 一塁手 |
1979 | ウィリー・スタージェル (ピッツバーグ・パイレーツ) | .344 11本 105打点 11盗塁 | 一塁手 |
1978 | デーブ・パーカー (ピッツバーグ・パイレーツ) | .334 30本 117打点 20盗塁 | 外野手 |
1977 | ジョージ・フォスター (シンシナティ・レッズ) | .320 52本 149打点 6盗塁 | 外野手 |
1976 | ジョー・モーガン (シンシナティ・レッズ) | .320 27本 111打点 60盗塁 | 二塁手 |
1975 | ジョー・モーガン (シンシナティ・レッズ) | .327 17本 94打点 67盗塁 | 二塁手 |
1974 | スティーブ・ガービー (ロサンゼルス・ドジャース) | .312 21本 111打点 5盗塁 | 一塁手 |
1973 | ピート・ローズ (シンシナティ・レッズ) | .338 5本 64打点 10盗塁 | 外野手 |
1972 | ジョニー・ベンチ (シンシナティ・レッズ) | .270 40本 125打点 6盗塁 | 捕手 |
1971 | ジョー・トーレ (セントルイス・カージナルス) | .363 24本 137打点 4盗塁 | 三塁手 |
1970 | ジョニー・ベンチ (シンシナティ・レッズ) | .293 45本 148打点 5盗塁 | 捕手 |
1969 | ウィリー・マッコビー (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .320 45本 120打点 | 一塁手 |
1968 | ボブ・ギブソン (セントルイス・カージナルス) | 22勝9敗 防御率1.12 | 投手 |
1967 | オーランド・セペダ (セントルイス・カージナルス) | .325 25本 111打点 11盗塁 | 一塁手 |
1966 | ロベルト・クレメンテ (ピッツバーグ・パイレーツ) | .317 29本 119打点 7盗塁 | 外野手 |
1965 | ウィリー・メイズ (サンフランシスコ・ジャイアンツ) | .317 52本 112打点 9盗塁 | 外野手 |
1964 | ケン・ボイヤー (セントルイス・カージナルス) | .295 24本 119打点 3盗塁 | 三塁手 |
1963 | サンディ・コーファックス (ロサンゼルス・ドジャース) | 25勝5敗 防御率1.88 | 投手 |
1962 | モーリー・ウィルス (ロサンゼルス・ドジャース) | .299 6本 48打点 104盗塁 | 遊撃手 |
1961 | フランク・ロビンソン (シンシナティ・レッズ) | .323 37本 124打点 22盗塁 | 外野手 |
1960 | ディック・グロート (ピッツバーグ・パイレーツ) | .325 2本 50打点 | 遊撃手 |
1959 | アーニー・バンクス (シカゴ・カブス) | .304 45本 143打点 2盗塁 | 遊撃手 |
1958 | アーニー・バンクス (シカゴ・カブス) | .313 47本 129打点 4盗塁 | 遊撃手 |
1957 | ハンク・アーロン (ミルウォーキー・ブレーブス) | .322 44本 132打点 1盗塁 | 外野手 |
1956 | ドン・ニューカム (ブルックリン・ドジャース) | 27勝7敗 防御率3.06 | 投手 |
1955 | ロイ・キャンパネラ (ブルックリン・ドジャース) | .318 32本 107打点 2盗塁 | 捕手 |
1954 | ウィリー・メイズ (ニューヨーク・ジャイアンツ) | .345 41本 110打点 8盗塁 | 外野手 |
1953 | ロイ・キャンパネラ (ブルックリン・ドジャース) | .312 41本 142打点 4盗塁 | 捕手 |
1952 | ハンク・サウアー (シカゴ・カブス) | .270 37本 121打点 1盗塁 | 外野手 |
1951 | ロイ・キャンパネラ (ブルックリン・ドジャース) | .325 33本 108打点 1盗塁 | 捕手 |
1950 | ジム・コンスタンティ (フィラデルフィア・フィリーズ) | 16勝7敗22S 防御率2.66 | 投手 |
1949 | ジャッキー・ロビンソン (ブルックリン・ドジャース) | .342 16本 124打点 37盗塁 | 二塁手 |
1948 | スタン・ミュージアル (セントルイス・カージナルス) | .376 39本 131打点 7盗塁 | 外野手 |
1947 | ボブ・エリオット (ボストン・ブレーブス) | .317 22本 113打点 3盗塁 | 三塁手 |
1946 | スタン・ミュージアル (セントルイス・カージナルス) | .365 16本 103打点 7盗塁 | 一塁手 |
1945 | フィル・キャバレッタ (シカゴ・カブス) | .355 6本 97打点 5盗塁 | 一塁手 |
1944 | マーティ・マリオン (セントルイス・カージナルス) | .267 6本 63打点 1盗塁 | 遊撃手 |
1943 | スタン・ミュージアル (セントルイス・カージナルス) | .357 13本 81打点 9盗塁 | 外野手 |
1942 | モート・クーパー (セントルイス・カージナルス) | 22勝7敗 防御率1.78 | 投手 |
1941 | ドルフ・カミリ (ブルックリン・ドジャース) | .285 34本 120打点 3盗塁 | 一塁手 |
1940 | フランク・マコーミック (シンシナティ・レッズ) | .309 19本 127打点 2盗塁 | 一塁手 |
1939 | バッキー・ウォルターズ (シンシナティ・レッズ) | 27勝11敗 防御率2.29 | 投手 |
1938 | アーニー・ロンバルディ (シンシナティ・レッズ) | .342 19本 95打点 | 捕手 |
1937 | ジョー・メドウィック (セントルイス・カージナルス) | .374 31本 154打点 4盗塁 | 外野手 |
1936 | カール・ハッベル (ニューヨーク・ジャイアンツ) | 26勝6敗3S 防御率2.31 | 投手 |
1935 | ギャビー・ハートネット (シカゴ・カブス) | .344 13本 91打点 1盗塁 | 捕手 |
1934 | ディジー・ディーン (セントルイス・カージナルス) | 30勝7敗7S 防御率2.66 | 投手 |
1933 | カール・ハッベル (ニューヨーク・ジャイアンツ) | 23勝12敗5S 防御率1.66 | 投手 |
1932 | チャック・クライン (フィラデルフィア・フィリーズ) | .348 38本 137打点 20盗塁 | 外野手 |
1931 | フランキー・フリッシュ (セントルイス・カージナルス) | .311 4本 82打点 28盗塁 | 二塁手 |
MVP受賞者たちの物語は、野球ファンにとって永遠のインスピレーションです。
彼らの活躍を知ることで、野球の魅力がさらに深まり、ファンの心を強く打つことでしょう。
彼らの活躍や実績は、ベースボールファンにとって本当に心に残るものだと思います。
MVP受賞回数ランキング:複数回受賞者の偉業
多くの選手がMVPを目指し、一度でも受賞することは非常に大きな名誉となります。
そんな中、この賞を何度も受賞し、その実績と名声をさらに高めた選手たちもいます。
ここでは、その中でも受賞回数が複数回の選手をランキング形式で紹介します。
順位 | 選手 | 回数 | 受賞年度 |
---|---|---|---|
1 | バリー・ボンズ | 7 | 1990, 1992, 1993, 2001, 2002, 2003, 2004 |
2 | マイク・トラウト | 3 | 2014, 2016, 2019 |
アルバート・プホルス | 3 | 2005, 2008, 2009 | |
アレックス・ロドリゲス | 3 | 2003, 2005, 2007 | |
マイク・シュミット | 3 | 1980, 1981, 1986 | |
ミッキー・マントル | 3 | 1956, 1957, 1962 | |
ヨギ・ベラ | 3 | 1951, 1954, 1955 | |
ロイ・キャンパネラ | 3 | 1951, 1953, 1955 | |
スタン・ミュージアル | 3 | 1943, 1946, 1948 | |
ジョー・ディマジオ | 3 | 1939, 1941, 1947 | |
ジミー・フォックス | 3 | 1932, 1933, 1938 | |
12 | ブライス・ハーパー | 2 | 2015, 2021 |
ミゲル・カブレラ | 2 | 2012, 2013 | |
フアン・ゴンザレス | 2 | 1996, 1998 | |
フランク・トーマス | 2 | 1993, 1994 | |
カル・リプケン Jr. | 2 | 1983, 1991 | |
ロビン・ヨーント | 2 | 1982, 1989 | |
デール・マーフィー | 2 | 1982, 1983 | |
ジョー・モーガン | 2 | 1975, 1976 | |
ジョニー・ベンチ | 2 | 1970, 1972 | |
フランク・ロビンソン | 2 | 1961, 1966 | |
ロジャー・マリス | 2 | 1960, 1961 | |
アーネスト・バンクス | 2 | 1958, 1959 | |
ウィリー・メイズ | 2 | 1954, 1965 | |
テッド・ウィリアムズ | 2 | 1946, 1949 | |
ハル・ニューハウザー | 2 | 1944, 1945 | |
ハンク・グリーンバーグ | 2 | 1935, 1940 | |
カール・ハッベル | 2 | 1933, 1936 | |
ミッキー・カクレーン | 2 | 1928, 1934 | |
ルー・ゲーリッグ | 2 | 1927, 1936 | |
ロジャース・ホーンスビー | 2 | 1925, 1929 | |
ウォルター・ジョンソン | 2 | 1913, 1924 |
何回もMVPを受賞するなんて、本当に大変なことだと思います。この選手たちの実績は、本当に注目すべきものですよね。
満票でMVPを受賞した伝説の選手たち
MVPの選出は、BBWAA(Baseball Writers’ Association of America)のメンバーによる投票で行われます。
その投票で満票を獲得することは、その選手がそのシーズンにおいて、打撃、守備、走塁、そしてチームへの貢献など、あらゆる面でトップクラスの実績を上げていたことを示しています。
年度 | 選手 | 受賞時のチーム |
---|---|---|
2023 | 大谷 翔平 | ロサンゼルス・エンゼルス |
2021 | 大谷 翔平 | ロサンゼルス・エンゼルス |
2015 | ブライス・ハーパー | ワシントン・ナショナルズ |
2014 | マイク・トラウト | ロサンゼルス・エンゼルス |
2009 | アルバート・プホルス | セントルイス・カージナルス |
2002 | バリー・ボンズ | サンフランシスコ・ジャイアンツ |
1997 | ケン・グリフィーJr. | シアトル・マリナーズ |
1996 | ケン・カミニティ | サンディエゴ・パドレス |
1994 | ジェフ・バグウェル | ヒューストン・アストロズ |
1993 | フランク・トーマス | シカゴ・ホワイトソックス |
1988 | ホセ・カンセコ | オークランド・アスレチックス |
1980 | マイク・シュミット | フィラデルフィア・フィリーズ |
1973 | レジー・ジャクソン | オークランド・アスレチックス |
1968 | デニー・マクレイン | デトロイト・タイガース |
1967 | オーランド・セペダ | セントルイス・カージナルス |
1966 | フランク・ロビンソン | ボルティモア・オリオールズ |
1956 | ミッキー・マントル | ニューヨーク・ヤンキース |
1953 | アル・ローゼン | クリーブランド・インディアンス |
1936 | カール・ハッベル | ニューヨーク・ジャイアンツ |
1935 | ハンク・グリーンバーグ | デトロイト・タイガース |
投票で満票を取るなんて、その選手がその年、本当にすごく目立っていたってことですよね。
MVP選出の基準:どうやって選ばれる?
MVPがどのような基準で、そしてどのような過程を経て選出されるのでしょうか?
その選出基準や過程、関わる人々の役割について詳しく解説します。
選出基準
MVPの選出基準は、その選手がどれだけチームの勝利に貢献したかを中心に考えられます。
個人の成績はもちろん、リーダーシップやチームメイトへの影響、さらにはその選手の存在がチームに与える影響など、多岐にわたる要素が考慮されます。
選考過程
MVPの選出は、BBWAA(Baseball Writers’ Association of America)のメンバーによる投票で行われます。
レギュラーシーズン終了後に実施され、各メンバーは1位から10位までの選手を選び、その順位に応じてポイントが付与されます。
その結果、最も多くのポイントを獲得した選手が、その年のMVPとして選出されます。
関わる人々の役割
MVPの選出には、各団の記者やコーチ、そして選手たちが深く関わっています。
特に、BBWAAのメンバーとなる記者たちは、そのシーズンの試合を綿密に取材し、選手たちの実績や活躍を詳しく分析して投票を行います。
また、コーチや選手たちの意見や評価も、記者たちの投票に影響を与えることがあります。
このように、MVPの選出は、多くの人々の熱心な取り組みや分析を経て行われるものです。
この賞を受賞することは、その選手の実績や影響力が、多くの関係者やファンから高く評価されていることを示しています。
まとめ
MLBのMVPは、そのシーズンで最も卓越した実績を持つ選手に与えられる名誉ある賞です。
歴代の受賞者から満票での受賞者、そして選出基準まで、この記事を通じてMVPの背景とその意義を探りました。
MVPの選出は、多くの関係者の熱心な取り組みや分析によって行われ、受賞することは、選手のその年の圧倒的な実績や影響力を示すものです。
これからも、この名誉ある賞を目指す選手たちの活躍が、ベースボールファンの心を魅了し続けることでしょう。
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