この記事では、MLB最速ピッチャーを紹介します。
その驚異的な球速は100mphを大きく超え、野球界に衝撃を与えています。
- MLB最速ピッチャーTOP5
- NPB最速ピッチャーTOP5
- 驚異の188km/hのピッチャー
彼らの驚異のパフォーマンスとキャリアについて紹介します。
MLB最速ピッチャーTOP5
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
1 | アロルディス・チャップマン (シンシナティ・レッズ) | 105.1mph (約169.1km/h) | 2010 |
2010年9月24日のサンディエゴ・パドレス戦で、時速105.1mph(約169.1km/h)を計測し、MLBの最速球速記録を更新しました。
チャップマンは、1988年2月28日にキューバのホルギン州に生まれました。
2010年にシンシナティ・レッズに入団し、同年8月31日にメジャーデビューを果たしました。
チャップマンの愛称は、その名も「ザ・ミサイル」。
2015年には、292イニングで通算500奪三振を達成し、史上最速記録を更新しました。
スリークォーターから平均球速99-100mph(約159-161km/h)のフォーシーム、平均87-88mph(約140-142km/h)のスライダー、スプリッターやシンカーを投げます。
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
1 | ジョーダン・ヒックス (セントルイス・カージナルス) | 105.1mph (約169.1km/h) | 2018 |
2018年5月20日フィラデルフィア・フィリーズ戦で、MLB最速タイの105.1mph(約169.1km/h)を記録しました。
ヒックスは、1996年9月6日にテキサス州ヒューストンで生まれました。
2015年のドラフトでセントルイス・カージナルスに1巡目で指名され、入団しました。
2018年3月29日、ニューヨーク・メッツとのシーズン開幕戦でメジャーデビューを果たしました。
シンカーを中心に投球で、変化球はスライダーを投げます。
若手選手として注目を浴びており、将来的にMLBでのさらなる成功を収めることが期待されています。
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
3 | ジョーダン・ヒックス (セントルイス・カージナルス) | 104.6mph (約168.3km/h) | 2023 |
2023年3月25日のニューヨーク・メッツとのオープン戦で計測しました。
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
3 | ヨアン・デュラン (ミネソタ・ツインズ) | 104.6mph (約168.3km/h) | 2023 |
2023年5月25日サンフランシスコ・ジャイアンツ戦で、104.6mph(約168.31km/h)を記録しました。
デュランは、1998年1月8日にドミニカ共和国バルベルデ州で生まれました。
2014年オフにアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約、2018年シーズン中にミネソタ・ツインズへ移籍しました。
2022年4月8日シアトル・マリナーズ戦でメジャーデビューを果たしました。
平均100.8mph(約167km/h)のフォーシームと、140km/hを超えるカーブを軸に、スプリットとスライダーを投げます。
デュランは、まだ若手で、将来的にはMLBで活躍することが期待されています。
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
5 | ライアン・ヘルズリー (セントルイス・カージナルス) | 104.0mph (約167.6km/h) | 2022 |
2022年9月22日サンディエゴ・パドレス戦で、104.0マイル(約167.6キロ)を記録しました。
ヘルズリーは、1994年7月18日にオクラホマ州チェロキー郡で生まれました。
2015年のドラフトでセントルイス・カージナルスから5巡目指名され、入団しました。
2019年4月16日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビューを果たしました。
オーバースローから平均99.6mph(約160.3km/h)のフォーシームと、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。
細かい制球にこだわらず、ストライクゾーンに果敢にボールを投げ込むタイプです。
NPB最速ピッチャーTOP5(日本人のみ)
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
1 | 大谷 翔平 (日本ハム) | 165km/h | 2016 |
2016年10月16日、札幌ドームでのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第5戦のソフトバンク戦で、NPB最速となる165キロを記録しました。
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
1 | 佐々木 朗希 (ロッテ) | 165km/h | 2023 |
2023年3月4日、バンテリンドームでのWBC日本代表の壮行試合で、大谷翔平と並ぶ165km/hを記録しました。
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
3 | 千賀 滉大 (ソフトバンク) | 164km/h | 2022 |
2022年5月12日、札幌ドームでの日本ハム戦で、164km/hを記録しました。
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
4 | 藤浪 晋太郎 (阪神) | 162km/h | 2020 |
2020年10月19日、甲子園球場でのヤクルト戦で、当時歴代2位の162km/hを記録しました。
順位 | 投手 (当時の所属) | 球速 | 記録年 |
---|---|---|---|
5 | 由規 (ヤクルト) | 161km/h | 2010 |
2010年8月26日、神宮球場での阪神戦で、当時の日本人投手最速記録の161km/hを記録しました。
驚異の球速188kmをマークした投手
2018年、当時クリーブランド・インディアンスの投手、トレバー・バウアーが高強度トレーニングで116.9mph(約188km/h)を記録しました。
バウアーが、短い助走をつけながら力強くボールをネットに投げ込むと、壁に設置されたスピードガンの電光掲示板に「116.9」という数字が表示されました。
高強度トレーニングでは、5オンス(約142g)よりも軽い3オンス(約85g)のボールを使われ、このトレーニングにおける最速記録です。
この前年の2017年シーズン、バウアーはMLB平均球速(93.19mph)を上回る平均球速94.13mph(約151km/h)を記録していました。
2020年には、最優秀防御率を達成し、サイ・ヤング賞も獲得しました。
2023年に横浜DeNAベイスターズと契約しています。
まとめ
この記事では、MLB最速ピッチャーを紹介しました。
- MLB最速ピッチャーTOP5
- NPB最速ピッチャーTOP5
- 驚異の188km/hのピッチャー
NPBで最速TOP5の投手のうち、3人は現在MLBに挑戦しています。
現在NPBに所属している佐々木朗希投手も、MLB挑戦は時間の問題でしょうね。
コメント