メジャーリーグ最高年俸ランキング:歴代スーパースターの驚異的給与

MLB

この記事では、MLB最高年俸を手にした歴代選手を紹介します。

MLB年俸は、選手の実力や人気に応じて決まるものであり、その金額は常に進化してきました。

選手の平均年俸はNBAは777万ドル、MLBが451万ドル、NFLが291万ドル、NHLが278万ドルと言われています。

歴代のスーパースターたちがどれほどの報酬を手にしたのか、その数字には驚かされます。

メジャーリーグの年俸は、選手の才能や貢献度によって大きく変わります。

これらの数字を見ると、彼らがどれだけの努力と献身をしているかがわかります。

MLB歴代最高年俸ランキング

MLBで最高年俸を歴代選手でランキングしました。

このリストに名を連ねる選手たちは、ただの野球選手ではなく、まさにスーパースターです。

彼らのプレイは、世界中の野球ファンを魅了し続けています。

これからも彼らの活躍に注目していきましょう。

MLBの驚異的な最高年俸TOP10

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
1マックス・シャーザー
ニューヨーク・メッツ
投手4333万3333ドル
(約58.5億円)

1984年ミズーリ州セントルイスで生まれ、2023年現在39歳です。

2006年ドラフトでアリゾナ・ダイヤモンドバックスから1巡目指名を受けました。

契約金300万ドル、4年430万ドルの契約で入団し、2008年にメジャーデビューを果たしました。

最速99.4mph(約160km/h)の速球とスライダーを武器に、打者たちを圧倒する投球を展開します。

2013年にリーグ最多の21勝を挙げ、防御率2.90、240奪三振を記録、サイ・ヤング賞受賞しました。

その後も安定した成績を維持し、オールスターゲームに8度選出されています。

2021年オフに、ニューヨーク・メッツと3年総額1億3000万ドル、MLB史上最高額の年俸4333万ドル3333ドルで契約を結びました。

彼の能力と結果への評価が如実に示されていて、その年俸はリーグ屈指の投手の証明です。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
2ジャスティン・バーランダー
ニューヨーク・メッツ
投手4333万ドル
(約58.4億円)

1983年バージニア州グーチランド郡生まれで、2023年現在40歳です。

2004年のドラフトでデトロイト・タイガースから1巡目指名を受け、契約金315万ドルで入団しました。

2005年にメジャーデビュー、最速103.1mph(約165.9km/h)の速球と卓越した制球力でリーグを席巻し、2007年、2011年、2019年の3度ノーヒット・ノーランを達成しました。

2011年には、リーグトップの24勝、防御率2.40を記録、サイ・ヤング賞とシーズンMVPを受賞しました。

投球力は年齢を重ねても衰えることなく、2019年と2022年にもサイ・ヤング賞を獲得、オールスターゲームにも9度選出されました。

2022年オフにニューヨーク・メッツと2年総額8666万ドル、1年あたり年俸4333万ドルの契約を結びました。

ピッチャーとしての洗練されたテクニックと驚異的な球速を兼ね備えた選手として、MLB史上屈指の投手の一人とされています。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
3アーロン・ジャッジ
ニューヨーク・ヤンキース
外野手4000万ドル
(約54億円)

1992年カリフォルニア州サンホアキン郡生まれで、2023年現在31歳です。

身長6ft.7in.(約201cm)という驚異的な体格を持つ外野手で、強靭なスイングと優れた守備力で注目を浴びています。

2016年にメジャーデビューし、翌2017年には驚異的なパフォーマンスを披露しました。

この年50号本塁打を記録し、新人シーズン本塁打記録を更新し、新人王を獲得しました。

オールスターゲームに4回選出されていて、2022年にはシーズンMVPも獲得しています。

2022年オフに、ニューヨーク・ヤンキースと9年総額3億6000万ドル、野手史上最高額の1年あたり年俸4000万円ドルで再契約を結びました。

ジャッジの圧倒的な成績は、新たなスタープレーヤーとしての地位を確立したことを証明しています。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
4アンソニー・レンドーン
ロサンゼルス・エンゼルス
内野手3857万1428ドル
(約52.1億円)

1985年テキサス州ヒューストン生まれで、2023年現在32歳です

2011年ドラフトでワシントン・ナショナルズから1巡目指名を受け、4年総額720万ドルで入団しました。

三塁手として守備範囲が広く、高く評価されています。

バッティングスタイルは堅実さを重視し、安定した打率や出塁率を維持しています。

また、長打力もあり、チームの得点源となることがあります。

2019年のポストシーズンでは、打率.328、5本塁打、15打点の成績を挙げ、球団史上初の優勝に大いに貢献しました。

この年にFAとなり、ロサンゼルス・エンゼルスと7年総額2億4500万ドルを結びました。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
5マイク・トラウト
ロサンゼルス・エンゼルス
外野手3711万6666ドル
(約50.1億円)

1991年ニュージャージー州バインランド生まれで、2023年現在31歳です。

2009年のドラフトでロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから1巡目指名を受け入団しました。

2011年に19歳11ヶ月でメジャーデビューを果たしました。

2012年には、史上最年少で新人初の「30本塁打・30盗塁」を達成しました。

最終的に「3割・30本塁打・30盗塁(トリプルスリー)」を達成、49盗塁で盗塁王も獲得し、この年の新人王に輝いています。

打撃力、走力はいずれも類稀なものであり、常に観客を魅了しています。

2015年、史上最年少の23歳253日で通算100本塁打・100盗塁を達成しています。

トラウトは、シーズンMVPを3度獲得し、オールスターゲームにも10度出場しています。

2019年オフに、2020年までの2年総額6650万ドルに10年総額3億6000万ドルを上乗せし、12年総額4億2650万ドルでロサンゼルス・エンゼルスとの契約を延長しました。

人間性とリーダーシップはチームメイトからの尊敬され、野球界全体で広く称賛されています。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
6ゲリット・コール
ニューヨーク・ヤンキース
投手3600万ドル
(約48.6億円)

1990年カリフォルニア州ニューポートビーチ生まれで、2023年現在32歳です。

2011年のドラフトでピッツバーグ・パイレーツから1巡目指名を受け、契約金800万ドルで入団しました。

最速101.9mph(約164km/h)の速球と鋭い変化球で打者を圧倒します。

2013年にメジャーデビューすると10勝を挙げ、チームの21年ぶりのポストシーズン進出に貢献しました。

2018年にヒューストン・アストロズに移籍し、翌2019年にリーグトップの326奪三振、防御率2.50を記録しています。

2019年オフに、ニューヨーク・ヤンキースと9年総額3億2400万ドルで契約しました。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
7コーリー・シーガー
テキサス・レンジャーズ
内野手3550万ドル
(約47.9億円)

1994年ノースカロライナ州カナポリス生まれで、2023年現在29歳です。

2012年のドラフトでロサンゼルス・ドジャースから1巡目指名を受け、契約金235万ドルで入団しました。

2015年にメジャーデビューし、9月12日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で初本塁打含む、4打数4安打、3打点、1盗塁を記録しました。

2016年、157試合に出場、打率.308、26本塁打、72打点、OPS.877で新人賞を獲得、この年のオールスターにも選出されています。

2020年、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズで、ともにMVPを受賞し、チームの優勝に大いに貢献しました。

2021年オフに、テキサス・レンジャーズと、10年総額3億2500万ドルの契約を結びました。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
8カルロス・コレア
ミネソタ・ツインズ
内野手3510万ドル
(約47.4億円)

1994年生まれのプエルトリコ出身の選手で、2023年現在28歳です。

2012年のドラフトでヒューストン・アストロズから指名を受け、契約金480万ドルで入団しました。

2015年にメジャーデビューし、才能を遺憾なく発揮、打率.279、22本塁打、68打点の成績を残し、新人王を受賞しました。

2022年にミネソタ・ツインズと3年総額1億530万ドル、1年あたりの年俸は3510万ドルの契約を結びました。

2022年オフにオプトアウトの権利を行使してFAとなりましたが、ツインズと6年総額2億ドルで再契約しました。

パワフルなバッティングと遊撃手として優れた守備プレーを披露しています。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
9ザック・グレインキー
ヒューストン・アストロズ
投手3500万ドル
(約47.3億円)

1983年にフロリダ州オーランドで生まれ、2023年現在29歳です。

2002年のドラフトでカンザスシティ・ロイヤルズから1巡目指名を受け入団しました。

2004年にメジャーデビューを果たし、8勝11敗、防御率3.97の成績を挙げました。

2009年には、38イニング連続無失点を記録するなど活躍、オールスターゲームに初選出され、リーグを代表する投手として注目を浴びました。

この年、33試合で先発、16勝8敗、防御率2.16、242奪三振でサイ・ヤング賞を受賞しました。

その後、ミルウォーキー・ブルワーズやロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムを経て、2012年にロサンゼルス・ドジャースと6年総額1億4700万ドルで契約しました。

球種のバリエーションは広く、速球、スライダー、カーブなどを織り交ぜて投げます。

非常に優れた制球力と多彩な投球技術を持ち、相手打者を翻弄することができます。

2015年には、アリゾナ・ダイヤモンドバックスと6年総額2億650万ドル契約を結びました。

2019年にヒューストン・アストロズに移籍、2022年に古巣のロイヤルズに移籍しています。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
9スティーブン・ストラスバーグ
ワシントン・ナショナルズ
投手3500万ドル
(約47.3億円)

1988年にカリフォルニア州サンディエゴで生まれ、2023年現在34歳です。

2009年のドラフトでワシントン・ナショナルズから1巡目の指名を受け、4年総額1510万ドルで入団しました。

2010年にメジャーデビューし、その試合で初勝利を挙げました。

2019年には、ワシントン・ナショナルズのワールドシリーズ初優勝に貢献しました。

シリーズでは、2試合に先発し、2勝0敗、防御率2.51、14奪三振と活躍し、ワールドシリーズMVPにも選ばれました。

最速100.4mph(約161.6km/h)速球と破壊力のある変化球を駆使して相手打者を圧倒します。

また、制球力も優れていて、精度の高いピッチングでバッターを制御します。

2020年オフにFAとなり、ワシントン・ナショナルズと7年総額2億4500万ドルで再契約しました。

才能に加えて、常に努力を惜しまず、新婚旅行中にもトレーニングをするなど練習熱心です。

順位選手
(当時のチーム)
ポジション年俸
9ノーラン・アレナド
セントルイス・カージナルス
内野手3500万ドル
(約47.3億円)

1991年にカリフォルニア州ニューポートビーチで生まれ、2023年現在32歳です。

2009年のドラフトでコロラド・ロッキーズから2巡目の指名を受け、入団しました。

2013年にメジャーデビューし、133試合に出場、打率.267、10本塁打、52打点を記録しました。

2015年には、出場157試合、打率.287、42本塁打、130打点で本塁打王と打点王の打撃二冠を達成し、オールスターゲームにも初選出されました。

パワフルなスイングと打球の飛距離が特徴で、複数年で本塁打数や打点数などでリーグトップの成績を残しています。

守備でも高い評価を受け、2013年から2022年まで10年連続でゴールドグラブ賞を獲得しています。

2019年にコロラド・ロッキーズと8年総額2億6000万ドルで契約を延長しました。

オールスターにも6度選出され、MLB界で注目される選手の一人です。

MLBで輝く日本人選手の最高年俸TOP10

MLBで最高年俸を獲得した日本人選手TOP10

順位選手年俸契約年(年齢)
1大谷 翔平
(ロサンゼルス・エンゼルス)
$3000万
(約40億円)
2023年(29歳)
2ダルビッシュ有
(サンディエゴ・パドレス)
$2400万
(約32.4億円)
2020年(34歳)
2021年(35歳)
3田中 将大
(ニューヨーク・ヤンキース)
$2200万
(約29.7億円)
2014年(26歳)
~2020年(32歳)
4イチロー
(シアトル・マリナーズ)
$1800万
(約24.3億円)
2008年(35歳)
~2012年(39歳)
5鈴木 誠也
(シカゴ・カブス)
$1700万
(約22.9億円)
2023年(29歳)
6菊池 雄星
(トロント・ブルージェイズ)
$1600万
(約21.6億円)
2022年(30歳)
黒田 博樹
(ニューヨーク・ヤンキース)
$1600万
(約21.6億円)
2014年(40歳)
8吉田 正尚
(ボストン・レッドソックス)
$1500万
(約20.6億円)
2023年(29歳)
9福留 孝介
(シカゴ・カブス/
クリーブランド・インディアンス
)
$1450万
(約19.6億円)
2011年(34歳)
10岩隈 久志
(シアトル・マリナーズ)
$1400万
(約18.9億円)
2017年(36歳)
千賀 滉大
(ニューヨーク・メッツ)
$1400万
(約18.9億円)
2023年(30歳)

日本人選手がメジャーリーグで高い評価を受け、高額な年俸を得ることは、日本の野球のレベルの高さを示しています。

これからも日本から世界を驚かせる選手が出てくることを期待しています。

NPB最高年俸歴代ランキング

日本プロ野球で最高年俸を獲得した選手TOP10

順位選手年俸契約年(年齢)
1田中 将大
(楽天)
9億円2021年(33歳)
~2022年(34歳)
2菅野 智之
(巨人)
8億円2021年(32歳)
3ロベルト・ペタジーニ
(巨人)
7億2千万円2003年(32歳)
~2004年(33歳)
4デニス・サファテ
(ソフトバンク)
7億円2020年(39歳)
~2021年(40歳)
5佐々木 主浩
(横浜)
6億5千万円2004年(36歳)
~2005年(37歳)
菅野 智之
(巨人)
6億5千万円2019年(30歳)
~2020年(31歳)
ロベルト・オスナ
(ソフトバンク)
6億5千万円2023年(28歳)
山本 由伸
(オリックス)
6億5千万円2023年(25歳)
9柳田 悠岐
(ソフトバンク)
6億2千万円2011年(34歳)
10松井 秀喜
(巨人)
6億1千万円2002年(28歳)
柳田 悠岐
(ソフトバンク)
6億1千万円2021年(33歳)

NPBの選手たちも、世界に通用する才能を持っています。

彼らの年俸は、その実力と人気の証です。

日本国内での彼らの活躍にも目が離せませんね。

まとめ

この記事では、MLB最高年俸の歴代TOP10を紹介しました。

プロ野球選手の年俸を見るだけでも溜め息が出ませんか?

MLBに至っては、どこかの会社の売上じゃないかってくらいですね。

これでもNBAの平均年俸に比べると半分近いんです。

とは言え、プロ野球とMLBを比べて、文字通り完全に桁違いです。

人生のほとんどを野球に捧げて頑張った対価とは言え、ほんとうに夢があります。

これからも、年俸の上昇が考えられますが、どこまで伸びていくのか楽しみです。

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