新井宏昌の魅力と秘密:MLB解説者としての評判と充実した経歴を解説

MLB

この記事では、野球解説者の新井宏昌さんについて解説します。

NHK-BSでMLB中継の解説をしている新井宏昌さんの評判が、とても良いんです。

その新井宏昌さんの評判と経歴についてまとめました。

この記事を読めば、

  • 新井さんの解説の評判の良さ
  • 新井さんの現役時代の成績
  • 新井さんのコーチ時代の経歴

が分かります。

現役時代の成績やコーチ時代の経歴が、かなり解説の評判の良さに影響しているようです。

新井宏昌とMLB解説の世界

「新井宏昌さんの解説が実に素晴らしい」との声が多く聞かれます。

新井さんの解説について、一言で言えば丁寧で、感覚で話さず、きちんと言葉でかみ砕いて説明してくれるようで、

「コーチとしての経験が解説技量へ反映されていて、プロのレベルのプレイを、一般視聴者へかみ砕いて伝える能力に優れている。」

とコメントされています。

また、

「やや低めの声は柔らかで耳に心地よく、解説は冷静かつ理知的で、限られた時間内に言い切る能力を持っていて、頭の良さが伝わってくる。」

とも言われていて、

「知らないことを知らないと言える謙虚さがある。」

「数多くの解説者の中で、新井さんはピカイチで群を抜いている。相手をする実況アナの評価もダントツに違いない。」

と、高い評価のコメントがたくさんあります。

もう、褒められまくっていますね。

わたし自身が、とても分かりやすいと感じたのが、ある日のニューヨーク・ヤンキース戦での

「(投手が)速い球を持っていると、打者はそれにタイミングを合わせようと準備しなければならないんです。それがないと打者は安心して打席で構えることができます。速い球の残像が残ると打者は、一瞬ですが構えが遅くなるんです。」

「投手の球は、どうしても打者の手元でスピードが落ちますが、終速の落ち方が想像よりも小さいと、打者は”キレ”があると感じます。」

という解説でした。

実際に経験したことのないテレビ視聴者には、とても分かりやすいですよね。

彼の解説は、独自の視点と深い知識で、野球ファンを魅了しています。

彼のコメント一つ一つには、長年の経験と情熱が込められています。

新井さんは、プロ野球経験者が学生野球を指導する時に必要な「学生野球資格」を持っていて、それが分かりやすい解説につながっているのかも知れませんね。

こちらの記事では、もうひとりのMLB解説武田さんのを紹介しています。

新井宏昌の印象的なキャリア

ここでは、MLB解説の新井さんの経歴を紹介します。

新井 宏昌(あらい ひろまさ) 1952年4月26日大阪府生まれ

現役時代

現役時代は、足が速く、安打製造機として知られていました。

1970年PL学園で甲子園出場を果たし準優勝。
高校卒業後法政大学に進み、2年の時からレギュラー入り、
東京六大学野球リーグで2度優勝を経験。
1974年南海ホークスにドラフト2位で入団。
1976年打率.358でパ・リーグ2位。
1982年打率.315でパ・リーグ2位。
1985年近鉄バファローズに移籍。
1987年打率.366で首位打者を獲得、安打数184本は当時のプロ野球最多記録。
1992年通算2000本安打を達成し、名球会入り。現役を引退。

当時の巧打者と言えば、セ・リーグは篠塚和典(読売ジャイアンツ)、パ・リーグは新井宏昌という感じでしたね。

指導時代

現役を引退した後は、「去年まで選手として接していた仲間に、いきなりコーチという立場で指導するのは嫌だった」と語り、現役引退後は、外から勉強することにしたそうです。

その後、オリックスの監督になることが決まっていた仰木彬さんから「来年からオリックスの監督になる。一緒にやるぞ。準備しておけ」と言われ、一軍打撃コーチに就任しました。

仰木さんのかっこいい男気を感じますね。

期間所属担務エピソード
1994~2001オリックス・ブルーウェーブ一軍打撃コーチ
一軍総合コーチ
二軍監督
「イチロー」の名付け親
2003~2004ダイエー・ホークス一軍打撃コーチ村松有人、川崎宗則を育てる
2005~2006オリックス・バファローズ一軍チーフ
打撃コーチ兼任
2007~2008福岡ソフトバンクホークス一軍打撃コーチ
2010~2012オリックス・バファローズ二軍監督
打撃コーチ兼任
2013~2015広島東洋カープ一軍打撃コーチ丸佳浩、菊池涼介、松山竜平を育てる
2019~2020福岡ソフトバンクホークス二軍打撃コーチ

新井宏昌氏のキャリアは、多くの若手解説者にとっての手本となっています。

新井さんの経歴をたどることで、MLB解説の深い世界への理解が深まります。

新井さんの成功の秘訣は、常に学び続ける姿勢にあるのかもしれません。

後のMLBプレーヤーのイチローや川崎宗則を育て上げたあたり、MLBにも通用する指導力も持っているんじゃないでしょうか?

まとめ:新井宏昌が語るMLBの魅力

この記事では、MLB解説の新井さんを紹介しました。

アメリカの文化も分からないわたし達が、MLBの中継を観るときの解説者って大事ですよね。

それを分かりやすく解説できるのは、新井さんが、しっかり勉強も研究もして努力しているからでしょう。

また、どんなに素晴らしい技術や知識を持っていても、それを伝えることができなければ、良い解説者や指導者になれません。

でも、現役時代に活躍した選手が良い指導者にはなれないと、よく言われますが、新井さんのような方は当てはまらないのではないでしょうか。

これからも、新井さんが解説するMLBの中継が楽しみです。

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